絵画制作過程、動画
YouTubeチャンネルを再開して、何本か動画を上げましたが、どのような動画にするか、考えてしまいがちです。
作品の制作過程をご紹介したいと思っています。
ですから、今は、三つの種類でご紹介したいと考えています。
一つは、パステル絵画、もう一つは、アクリル絵画、もう一つは、メッセージアート。この三種類で不定期更新予定です。たまには、作品のみの紹介も考えております。
アクリル絵画
今回は、アクリル絵画の三本目となる作品のご紹介です。
このアクリル絵画を描くにあたって、決めていたことは、森の風景を描いて、その清々しい空気感を描こうと決めて、描きすすめていきました。
風景画として描き始めます。
直観で描き始める前は、風景画は良く描いていました。ので、随分久しぶりです。当時は、油絵でした。現在、油絵は一切描いておりません。今の描き方では、感覚的に油絵という表現が合わなかったためです。
最初は、風景画として描いていきますが、今描いているような、直観を使った描き方に慣れきっているので、戸惑いも少し感じながらです。
風景画は、風景を如何に捉えて表現するか。実物をどのように表現するのか。何を伝えたいか。描き手それぞれの思いはあると思います。
風景画は、写実的であることが多いですよね。ですから、基本的に絵の上手い方が多いですね。精細な表現は、日本では一定の人気があります。この動画での風景絵画の描き方としては、あまり参考にならないかもです。
というのも、一般的に風景画を描くにあたっては、あらかじめの構図であったあり、仕上がりのイメージに基づいた描き方を行うことが多いからです。
わたしの描き方では、ある程度の方向性があるだけで、感覚主導で変化の許容量が広いのが特徴です、ですから、最初にこの色、次にこの色という、通常の色の組み立てができにくい一面があります。
それでもわたしが、再度、風景画を描こうと思ったのは、より分かりやすい、伝わりやすい表現としての試行の一つです。
わたしは、抽象表現を得意としていますが、見えなくても感じられる世界をもっとお伝え出来れば、とよく考えています。
「わざわざ、風景画を描かなくても」と、思うかもしれませんが、より多くの方に観ていただくには、いろいろと工夫も必要です。何より、いろいろと試すのは、楽しいですよ!
わたしが、風景画を描くとどうなるか。
結果的に言えば、見えないものを描くことで、落ち着く、ということでした。
途中までは、風景画として描き進めていくのですが、ある程度、風景画として成立してくると、感覚的な違和感を覚え始めました。
「こうではない。。。」。「何か足りない」という感じ、がしてきました。わたしが絵を描くとき、単に風景画では、楽しくないのだと思います。
なので、徐々に感覚主導に切り替えていきます。直観的な表現への切り替えですね。
すると、真ん中の光の部分に変化が生まれ始めます。
光りは光なのですが、存在としての光に変わり始めます。
この時には、精霊としての感覚が生まれています。
こうなってくると、いつも通りの感覚で描きやすくなってきます。
そのヒカリを徐々に広めていきます。先に描いた、風景としての部分も調和させながら、描き加えていきます。そして、完成に至ります。
アクリル風景画と直観表現
この作品の前の作品、「特別な朝」の時も同じような描き進め方をしています。
まず、風景を描き、そこから、いつもの直観表現に切り替えていくという方法です。
この作品では、雲が2体の龍のようになっていきます。
今後は、YouTubeチャンネルでのアクリル絵画は、この方向を主に進めていこうと思います。
実際の風景画でもあるので、わかりやすいのではと思っています。
どのような反応をいただけるのか楽しみにしております。
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