見えないヒカリの存在との共同作業

考え方

ヒカリの存在

ヒカリの存在との共同作業と聞けば、どんなに怪しいものなのかと思われるかもしれません。しかし実際は、ヒカリの存在があれこれとアドバイスや指示をしながら、絵を描くわけではありません。感覚的に描かされているという感じもありません。誰かが乗り移って、描くわけではありません。期待された方は、ガッカリするかもしれません。

絵を描くときは、宇宙を信頼し、感じたままに直観をもとに表現していくだけで、わたしが描いているという感覚は、確実にあります。ただ、自分の都合は入れることは、ほとんどありません。こんな風に描きたいと思い、描き出しても、最終的にはその描きたいこととは、別の方向に絵が進んでしまいます。「描きたいこと」、これは、人間的な「わたし」の都合と言えるかもしれません。

イメージはない

沢山の絵具の中から目についた色をチューブから出し、筆も目についた筆を取り、どこに描こうかとキャンパスに向かい、ここにこんな感じ、あちらにこんな感じ、と書き始めます。そして、次、次、と描き進めていきます。長年この描き方で描いているので、大体の決まった手順はありますが、基本はこんな感じで描いていきます。最終的には、感覚的に終わりと感じるときが終わりとなります。

通常、人が何かの表現をするとき、こうしたい、こうありたいとか表現者が出来上がりにイメージを抱きながら、表現をすると思いますが、わたしの場合、タイトルを決めて描く場合、表現するエネルギーの系の方向を意志して描く場合、「今、必要な絵を描く」と意識した上で描く場合など、おおよその描く方向性を決めた上で、前述の方法で描き進めていきます。例えると、「ぐっと握って、パッと放す」感じです。途中で何を描いていたか忘れることもしばしば。そんな時は、もう一度、タイトルや意識の方向に注意を向け直します。

出来上がった作品は、最初からイメージがないので、自分で描いておきながら、自分でも意外な感じとなり、作品自体に引き込まれてしまいます。そして、描きあがった後から、絵から様々な感覚を受け取ることになるのです。絵の出来上がっていく工程も非常に重要です。大抵の場合、絵は幾重にも塗り重ねられることになります。ある状態を描き、必要に駆られ、描き替え、更に描き変える。時には、もう完成だろうという寸前で描き変えられることもあります。すべては、その時の直観ですので、その直感に従って、描きます。終わりと感じるときが、完成です。

リアルなヒカリの存在

ヒカリの存在との共同作業という意味は、絵を描いている最中に具体的に、リアルに感じることではなく、絵を描き終えた後に、出来上がった作品を感じ見たとき、ヒカリの存在との共同作業と感じざるを得ない感覚が湧き上がることや第三者から絵の印象を伺ったときなどに、あの時の感覚は、そういう意味だったのかと、ヒカリの存在を感じることを度々経験しているからなのです。自ら意図しないところで、絵の意味を感じ取ることができます。絵から受ける印象は、時に、最初に描き上げたときと比べ大きく変化することが多々あります。描かれている意味の理解が進むという感じでしょうか。

わたしの感覚では、自らの意志と違う、別の意志を感じることが度々あります。意志の方向性が同じで共鳴が更なる共鳴を呼び、カタチになります。ヒカリの存在との共同作業という感覚は、あくまでわたしの感覚ですが、思いも知れない「意味」のある絵が出来上がります。その意味は、わたしには考えても考えつかない、意味だったりします。

「今、必要な絵を描く」。最初の意志がとても大切で、HIDEKIという人を通して、必要とされるカタチとなった絵が生まれます。そこには様々な役割が秘められているのです。言葉としての「必要」ですが、その「必要」の意味合いは、場所であったり、人であったり、わたしたちの身体が存在する次元に関係するエネルギー次元での多様な領域であったり、多様であり過ぎて詳細な区別は今のわたしの理解度が、まだまだ不十分なところがあるのと同時に、人の理解を超えたところにある場合が、多々あるのが事実のようなのです。ただ、感覚としてヒカリの存在と共に全存在への貢献としてできることを行っているという感覚です。

ヒカリの存在と黒龍神

様々なヒカリの共同作業があるのですが、普段の生活の中で一般的に身近と言えるお話を。。。

ある方より、オーダーメイドで黒龍神の作成を依頼されたのですが、その方にはお会いしたことはありませんし、境遇など知る由もありません。ご依頼いただいて、描くこと自体全く違和感がございませんでしたので、ご依頼をお受けし、作成させていただきました。違和感がないというより、ご依頼してくださった方の感覚の繊細さに私自身が歓びを感じ、描かせていただけることがとてもうれしかったのです。

作成前は、「黒龍神」ですから、わたしがイメージするには、厳しさや力強さです。この感覚で、特定の個人向けに描くとなると、かなりの調整力が必要と思っていました。実際、そのような描き方は何度も行っておりますので、そうなるのかな?となんとなく思っていました。

実際描き始めると、とても意外で、当初考えていたような苦労もなく、楽しみながら、「すばらしい!」と、自画自賛しながら、楽しく描かせていただき、その出来に、とても満足でした。そして、ご依頼いただいた方に歓んでいただけると確信しました。

いつもなら絵の感想などを添えて発送させていただくのですが、ご依頼者にお届けすることを真っ先に考え、手紙も添えず送らせていただきました。

ご依頼者の方は、とても歓んでくださり、涙が止まらなかったそうです。
と言うのも、実は、亡くなられたご主人とつながる黒龍神だったからだそうです。当初の予想とは違い、スラスラと描けたのも、ご依頼者のご主人のお力添えがあればこその、描きやすさだったのかと、とても納得しました。そして、早々に送らせていただいたのは、お盆前、だったのでした。お伝えいただいて、またもや納得でした。

ご依頼してくださった方から、絵のお届け後、感想を聞きたいとご連絡いただいたので、以下の内容を送らせていただきました。

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そうですよね。

描いた側の感想は聞いてみたいですよね。いつもは、そうしているのですけど、今回は、送ることが大切に思えて、お伝えする機会を逃していました。
結果的にお盆にお届けできたことが、大切だったのか、とお聞きして納得した次第です。

 

絵については、スラスラ――と描けましたよ。
びっくりするぐらいに。どなたかに向けて描くときは、たいていの場合かなりの苦労を要するのですが、流れるように描きました。

描く前から大丈夫とは思っていましたが、これほどとは、思っていませんでした。

タイトルが黒龍神ですから、なおのことです。
(黒龍神のイメージとしては、厳しさや強さにフォーカスするのだろうと思っていて、それを個人にお届けできる状態にするにはかなりの時間を要するだろうと思っていました)

出来上がった絵にもまたビックリ!
黒龍神でこんなにも優しく、美しいエネルギーを描き出すとは。。
愛の深さ、優しさがとても強く伝わってきて、描いている私も幸せな気持になりました。そして、描き出した自分を褒めてあげました( ´艸`)

なので、○○〇様の悲しみ、虚無感は伝わらず、愛の深さだけが伝わってきていましたよ。それほどに向こうのご家族の愛をお届け・お伝えすることが必要だったのだと思います。(描き手のわたしが、ご依頼者様の虚無感や悲しさが伝わらなかったか心配してくださっていました。)

 

わたしが絵を描くときは、常にお任せなのですが、個人向けとなると、場合によっては、エネルギーのフォーカスの具合を様々に変化させることがあります。言葉ではと~っても長くなるので割愛しますが、状況に合わせ、変化・変換のために幾重にもエネルギーを注ぎながら描き出すと言えます。

今回の黒龍神に関しては、○○〇様お話を伺っているからかもしれませんが、向こう側のご家族からのサポートがあればこそ、なのではと、今では感じています。それほどに描くのは、愛に満ちてうれしかったのです。

わたしのパートナーからは、○○〇様の境遇を伺ってから「一人にしてごめん。」と伝わってきているそうです。

わたしたちの知り合いの方に、二人のお子さんが小さい頃にご主人に先立たれた方がいらっしゃいまして、その方のご自宅に初めて伺ったときに感じたことですが、その場所には亡くなったご主人の愛が満ちていて、まるで人としてそこにいるかのようなパートナーとしての関係性があることに、とても驚いたことがありました。見えなくても常に奥様のサポートを行っていることに、亡くなったとしても、パートナーとしての関係が続けられることに驚きを隠せませんでした。(次元を超えた愛のサポートです。未成仏の愛情では、決してありません。。)

きっと、○○〇様も、このような関係性を持たれていくのではないかと、ふっと考えてしまいました。

今回の黒龍神は、向こう側のご家族との協力の上での制作だったのだと思います!

素晴らしい経験をさせていただいたことに、愛のエネルギーを経験させていただいたことに、感謝しております。

これからも永きに渡り、お付き合いいただけることを期待しております。

HIDEKI

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このお話は、ヒカリに戻られた、○○〇様の素敵なパートナーとご家族の共同作業と言えるかもしれません。とっても素敵な経験でした。HIDEKIは、ヒカリの世界では、よく知られた存在なのです(笑)。

○○〇様より、とってもありがたくもうれしい、わたしのハートに大きく響くお言葉をいただきました。

素晴らしい画力とセンスと、絵に真っ直ぐなお気持ち。

敬意を忘れない真摯なお人柄と深い優しさが繋ぐのであろう、ご神仏のお力や魂の想い。

我が家に届いたものは一つの”奇跡”ですね^^

 

わたしにとって、至極の歓びのお言葉です。

あらためて、感謝です。

 

HIDEKI作『黒龍神』

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愛のヒカリは、広がっていく

ご紹介したのは、わかりやすいお話として、亡き方がヒカリの存在となり、そのヒカリの存在との共同作業としてのお話ですが、全てのHIDEKIの作品は、描き手であるHIDEKIの意志に共鳴し、この人の世界でヒカリ次元のエネルギーをカタチ化することを望まれる方との共同創造と思っています。ヒカリの存在には、神と言われる存在、天使と言われる存在、龍神と言われる存在、様々な存在があり、その方々との共同創造である感覚があります。純粋な意志には、純粋なエネルギーが共鳴し合います。そして、新たなエネルギーを、カタチを産み出していきます。そして、人がそのカタチに触れたとき、心の奥に新たな愛の共鳴が起き、愛のエネルギーが宇宙中に広がっていくのです。

 

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作品については、様々な役割がありますが、主となるものは以下の通りです。

芸術作品として

エネルギーの変換・調整。

ヒカリのカタチ化。

神的なエネルギー存在の依り代。

※見えないヒカリの存在との共同作業

多層的なエネルギー域への役割の意志表示。

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