はじめに

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アーティストステートメント

わたしが作品を創る根底には「愛」がその核となっています。自己主張をするための愛でなく、遍くすべての存在の核となっている「愛」に焦点を当てることで、多くの方が人の本質である「愛」の存在に気がつくきっかけとなることを願っています。

「愛」を語りながら、恐れと憎しみ、悲しみを増幅する姿はいつの時代にもあります。「愛」から遠ざかり、その道のりの遠さを伝える作品はたくさんあります。わたしは、そのような道に好みはなく、「愛」そのものを感じられる作品は、人に安らぎと癒しを与え、心地良いと感じられるものと思っています。自分の創作物に人の感情を引き寄せようとする作為的な訴えをも持つ作品は、作品を心で感じられる人には、その作為がわかってしまうという事実を知っています。素直な心の反応として、心地良いと感じることはできないのです。ですから、個人的な強い思いを作品に込めることはできません。その強い思いは、独善的、煽動的であることもあるため、心地よいと感じられない人が多く存在することも知っています。「人が心地よく感じる絵を描く」そのための試行錯誤の結果生み出したのが、直観での制作という方法になります。

わたしが描く方法は、直観を駆使しながらの制作ですが、いつも最初は着地点が見えることはありません。ある特定の「愛」の方向に意識を向けたときに、その姿は、徐々にそのカタチをあらわしていくという過程を経ます。それは、その時に必要な愛のカタチであり、人がイメージする形とは異なり、純粋な愛の結晶化と言えるものであり、人のイメージを超えるものであると実感しています。その過程は、量子物理学言われる、波動エネルギーが、わたしが愛を意識した瞬間、形になることと同様です。意識するその質が純粋であればあるほど、形の持つ愛のエネルギーのポテンシャルは向上していきます。

人がイメージをする場合、そこには、イメージする人の顕在意識や潜在意識の反映として像を成していきますが、そのイメージは、イメージする人の内なる世界となることが多く、閉じた世界に存在するものが多くを占めると思っています。閉じた世界には、独特の閉塞感があり、わたしの望む方向性は存在しません。直観を駆使することで、愛に向けての開いた世界、イメージを越えた「愛」の世界を具象化することが可能となります。「愛のカタチ」であるわたしからの作品が、多くの純粋な愛の存在である方に共鳴することを願っております。

 

HIDEKIの世界では、絵を描くことがいろいろなことにつながっています。一般的な理解を超えたところでの様々なHIDEKI自身が感じる、描くことの役割について書いてみます。20数年に渡り、直観で描くという手法と直観で生きることにより、わたしなりの様々な発見と経験をしてきました。すべてをエネルギーという言葉で解釈するようになったのも、直観で描くときの精妙な感覚と出来上がった作品を通して、様々な方から、様々な言葉をいただき、自分なりに、こうではないかという、自らの感覚の中で様々なことを理解するようになったからです。

作品については、様々な役割がありますが、主となるものは以下の通りです。

芸術作品として

エネルギーの変換・調整。

ヒカリのカタチ化。

神的なエネルギー存在の依り代。

※見えないヒカリの存在との共同作業

多層的なエネルギー域への役割の意志表示。

 

それぞれについて説明させていただきます。

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