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直観で描くパステルヒーリングアート
この作品を描く前に、「夢」について作品を描いてみたいなって、思い、描き始めました。
いつも最初にある程度、絵の方向性を決めた上で描き始めるのですが、どのようになるのかは、全くわかりません。
目についた色を選び、目についた場所にパステルの色を載せていきます。
様々に色を使いながら、感覚的にこの方向かな、という方向で描き進めていきます。
時に、描いた色を消したり、重ねたり、自分の感覚だけを頼りに進めていきます。違うと思えば、さらに足し引きをしながら、だんだんと絵としての全体を調えていきます。
直観で描くということに限らず絵を描くという行為自体、その人のエネルギーが反映されていきます。
価値観、センス、志向など描き手としてのいろいろなエネルギーが反映します。ただし、誰もにわかるということではないのですが、わかる人にとっては、とてもリアルに感じてしまいます。
一般的にパステルヒーリングアートと言っているのは、パステル自体の画材としての色の優しさ、ここから言われることが多いのですが、描くことで描き手のヒーリングとその作品を観る人のヒーリング、両方のアプローチがあると思っています。
見る人にとってのヒーリングを思うのであれば、自分自身が癒されている方向に在るのがベストだと思っています。どの程度、癒やされているかというより、癒しの方向に確実に向かっているということが大切だと思っています。
直観で描くということは、天地からのエネルギーが個性というパイプを通って生まれてくる作品となります。
天地からのエネルギーは無限にあります。
そのエネルギーを自身に通すことで、自らのエネルギーが活性化に向かいます。そのエネルギーは、癒しと言われる要素がふんだんに含まれています。
パステルアート作品「小さなしあわせ」
人によって、気に入る方、そうでもない方、いろいろな方がいらっしゃると思います。ここは、作家としての気持ちの持ち方が大切だと思うのですが、「理解されない作品」と思ってしまうと、悲観的、自己否定になるか、理解されない世の中への自己防衛、攻撃に走ってしまうことにもなりかねません。
描くことの歓びを大切にできれば、素敵ではないかと思います。自分として描くことが楽しいのか、楽しくないのかは、重要なことです。
絵としては、抽象画としてのパステルヒーリングアートですから、いろいろな見方ができるし、いろいろな感じ方があると思います。
タイトルは、作品の入り口です。
抽象画の場合は特に、タイトルがある程度はっきりしていなければ、作品の理解には取り付く島もない状態が発生してしまいます。
限定的なタイトルは、見る人の感覚を一定の方向へ決めてしまう可能性もあります。
わたしの場合、タイトルは、ヒーリングパステルアートを描き終わってから決めることが多いです。
何となくですけど、優しい感じのするタイトルをつける傾向にあると思います。