様々な暦 自然のサイクルに生きる
わたしたちが近年使用している暦はグレゴリオ暦であり、起源は、人の都合で作られたものとしての意味合いが一般的です。31の月もあれば、30日の月、29日の月もあります。
月は、だれだれの象徴月であり、この人の月は多く、この人の月は少なく、という意味で、日数が決められています。一年は一年としてもなんともわがままな、力をベースにしたサイクルです。
少し前、日本では、太陰暦をベースにさまざまな暦を取り入れ、自然の移り変わりを元に暦を使用してきました。農耕民族としての必要不可欠の暦であったと思います。
二十四節期は、現在でも農家の方々には活用され続けています。昔の月の呼称もすばらしいものがあり、季節感を見事に表しています。月は、地球上の生物、すべてにとって、大きな影響を及ぼしています。
月の満ち欠けは、地球の重量に影響を及ぼします。月の引力により海面は満ち干きします。
満月期には、多くの種の産卵、出産がいたるところで行われます。統計上、交通事故や犯罪の発生率が上昇します。わたしたちは、月のエネルギーの干渉を常に受けています。
月の及ぼす影響について知っていても、月が今、どのくらいの満ち欠けをしているのか、関心のない人がとても多くいます。今まで月の運行について、無関心だった女性が、関心を持ち、月の満ち欠けに注意するようになったら、不順だった生理が正常に戻ったという話は、よく聞く話です。
動物であれ植物であれ、自然のサイクルから切り離せないことは誰しも理解することです。わたしたち人間も地球に存在する一種族です。自然のサイクルから切り離せるはずもありません。ただ、意志の力で、切り離していこうとすることは出来ます。しかし、細胞レベルでは、常に自然のサイクルを保とうとしていきます。
あくまでわたしたち人間の生物学上の発生起源は、地球です。細胞レベルの声に耳を傾けずにいると、やがて体のどこかに不調が発生していきます。
ある部分までは、何事もないかのように無視することも出来ますが、限界を越せば、症状としての自覚をせざるを得なくなります。人間は細胞レベルでいつも自然と共にあります。顕在意識レベルでは、さまざまです。
月と地球のサイクルを取り込む
月の満ち欠けを知るだけでなぜ、体調が良くなるのか。(女性が月の満ち欠けを意識することで。月経不順の改善を体験談としてよく聞きます)
細胞と意識が一致するからなのです。細胞は、常に自然のサイクルに一致しようとします。顕在意識で自然のサイクルに一致していくことで自然のエネルギーが滞りなく体に吸収されていきます。
意志の力でエネルギーの受振を穏やかに促してくれるのです。その気にならないとなかなかそのようにはなりません。意志の方向がはっきりしていない状態では、受け取れるものも受け取れなくなってきます。
わたしたち人間の環境は、ますます人間の都合のみで作られるもので溢れてきています。だからこそ、自然のエネルギーを意図して取り込んでいかねばなりません。わたしたち人間の生物学上の起源が地球であることを忘れてはなりません。地球と共にあるのですから。
アボリジニ、インディアン、アイヌなどの方々は、常に地球とともに生活しています。ネイティブと呼ばれる方々の地球とともに生きる姿勢は、大いに見習う必要があります。
現代人は、さまざまな分野でモノの仕組みの理解や製造技術を発達させてきました。病気などの治療などは、飛躍的な技術の進歩があります。原住民のシャーマンたちが担当していた分野に科学の目で参加することにより多くの治療を行ってきています。
ある分野において、細分化することで見えてくるものがあり、逆にどうしても処理できない、観測者が見ないようにする要素、確率的な結果しか導き出せない現象も存在します。見えるものが主体の世界においては、見えないものは無視するか、確率的な予測を導き出すしかありません。原住民の方々は、見えない何かを感知する能力にとても秀でています。現代人の方々は、見えない何かを感知する能力を使わないようになりました。
人の進化の方向とすれば、見えない何かを感知できる能力の開花と、見える何かを分析する能力、この二つの融合となるでしょう。知識と感性の発達です。
マヤの暦は、太陽と月、銀河のエネルギーをベースに構成されており、外世界だけでなく、人の内世界にまで応用可能な意識の進化のためのツールとしての役割を持った暦でもあり、地球に現存する暦としては、非常に優れた暦として、わたしは理解しています。
マヤ暦を世界に広げ続ける、ホゼアグエイアス氏によると、一ヶ月が28日、一年が13ヶ月で、28×13=364 これに時間をはずした日として+1日で365日。そして神聖暦として一年を、20日×13日=260日365のサイクルと260のサイクルを暦にしたマヤ暦をベースにした暦です。
宇宙のサイクルを取り込んだマヤ暦
マヤ暦には、さまざまな暦のタイプがあり、必要に応じて使い分けていたようです。学術的には、詳細な天体観測の成果といわれますが、それだけでは、計り知れない偉大な智を観じさせるものです。
個人的には、マヤ暦を自身のサイクルにおいての確認として活用させていただいています。一説には、占いとして使用をされる方もいらっしゃるようで、その使用法にはならないように呼びかけられているようです。つまり、それほどにサイクルとしての暦として、優れたものであるということでもあるでしょう。マヤ暦では、2012年12月に突如、暦が終了してしまいます。(一つの説です。)
暦はあくまで予定表であり、構成要素の状態により変化する可能性は常にあります。この先こうなるだろうという予定は、わたしたちでもある程度、予測値として導き出すことが出来ます。ただ、世界となると要素があまりに多くあるがため、そして、個々の変化値の幅も大きく、総数としての予測値は、なかなか導き出すことが難しいと思います。まして科学の分野でも地球の未知なる部分は非常に多くありますし、太陽系における地球、天の川銀河における太陽系の地球となると未知の素要素が大多数を占めてきます。
人間の知る自然のサイクルは、宇宙で考えれば、未知なることがとても多いのではないでしょうか。マヤの暦には、人間の感覚での非常に長い期間といえるサイクルもあります。宇宙規模の話になると目に見えるところの人間感覚では、非常に規模が大きくなりすぎてしまって、現実的ではないと思ってしまいます。しかし、そこにも人間の一生というサイクルに微妙に、また大きくかもしれませんが、影響を与え続ける宇宙のサイクルという流れはありそうなのです。宇宙のサイクルで考えるならば、同時に人間としては、規模を大きくして、タマシイレベルのサイクルを考えたほうがいいのかもしれません。タマシイにサイクルがあるとすればの話ですが。
わたしたちが生きていると考えるこの世界では、特定の期間しか生を楽しめません。タマシイとしての永遠の存在を考えたとき、ある時代のある場所へ、人間としてのカタチで特定の期間を生きることを選択し、生きているのかもしれません。その時空間でしか味わうことしか出来ないことがあるのかもしれません。意識のある特定次元からは、それ以外の次元は、想像でしか理解できません。さまざまな違いが発生します。ひとつ次元が変われば当然、見える、感じる世界も変わると考えられます。
宇宙というわたしたちの理解は、他の次元では、全く違っている可能性があります。表現さえも変わってしまうかもしれません。表す言葉がないかもしれません。言葉があるかさえ疑問です。文化が違えば、考え方も変わるように、次元が変われば大きな変化が予測されます。三次元の地球の、ある地域の、ある文化の考え方は、他の地域では、受け入れがたいものさえあります。
意識のサイクル 意識の内部世界と外世界
4、6、13,20,28,64,72のシステムです。
意識場のサイクル
神聖な数字に込められるサイクル
一年を13ヶ月 28×13近代以前の日本では、月の運行を知り、季節の移り変わりを感じながら、自然からの叡智をいただきながら過ごしていましたが、今ほど、科学技術は発展していませんでした。遺伝子の理解も当然ありませんでした。
現在では、他人との遺伝子は、99%が同じであることが知られています。(A,G,C,Tの4×4×4=64)28と64の理解13×28+1=365 最後の1は、調整役。総体。20×13マヤ暦では、13×20=260のサイクルを神聖暦と呼んでいます。太陽の20。太陽は太古の昔より、精神的な柱であり、神の象徴でありました。
そして、一説には、太陽系の惑星の数は、かつて10であったといわれています(マルドゥーク)。この鏡。20。10は、ひとつの世界。人の手足の指は、10+10=20。10×2。
2は、表から裏。裏から表。プラスからマイナス。マイナスからプラス。始点から終点。2点を繋ぐ数字、2。過去と未来の世界を繋ぎ、新たな次元へ接続する。20×13=2606×12=72。
ひとりの人間のタマシイのグループは、6。これは、感覚的なものとして、YUMICOを通してもたらせた情報。人には、男性性と女性性が宿る。男性性と女性性のバランス3+3。3は、カタチの始まりとバランスをもたらす。最初のカタチである三角形の上下を重なり合わすと六芒星。六角形は、完全なバランス。力学的な安定形(蜂の巣構造)。
12は、進化の階段。1と2の同時表記が、12。世界の分離、世界と世界の始まり。1の新化が2。進化の階段は、12。鏡に映るのは、1と1。つまり11。
20と72は、神性な象徴数。感覚での理解でしか成り立ちません。
一年を72×5+5=365。5は、永遠を表す数字。72を永遠へと繋ぐ。5は、永遠へと繋ぐ調整役。
永遠に繋ぐ総体としての5。
12は、進化の階段。音階のオクターブ。13が、次の次元に繋ぐ。ド、#ド、レ、#レ、ミ、ファ、#ファ、ソ、#ソ、ラ、シ、#シ。12。そして新たなド。13。
13は、次元を超えたときの数字。12の総体としての1=13次元を超えなければ下位の次元を観察は出来ない。観察行為は、観察対象と同次元ではない。次元を超えたところに13はある。
2は、ワンネスから離れたときに生まれる。自覚という行為が2を生む。
完全な自覚は、1となる。自と他。
表と裏は、光の世界で1となる。
2は、いつか1に帰る。
72・タマシイのサイクル
人類にとっての新たな時間の流れ
72・タマシイのサイクル。
それは完璧な宇宙の科学のエッセンスを組み込んだ
数字のエネルギーが集約されたサイクル。
これからの私たち人間にとって
タマシイの進化の過程の1つの指針として
あなたに贈る宇宙からのギフト。
72日を1つのサイクルとする時間の流れを、
タマシイの成長の過程に必要な数字についての検証のもと、
なぜ今必要なのかをお伝えしています。
A5・32ページ・フルカラー
