格言に込められた深い精神性を墨の響きで描き出す「タマシイの伝言」シリーズ。
今回向き合ったのは、
「今、この瞬間」への向き合い方を問いかける言葉です。
「今日成すことを成せ」
私たちはつい、
明日に、来週に、いつか状況が整ったらと、
本当に大切なことを先延ばしにしてしまいます。
けれど、確かに存在するのは
「今日」というこの一日だけであり、
今日という一日の積み重ねこそが、
そのまま人生そのものになっていきます。
過去でも未来でもなく、
今、目の前にあることに、
全力で向き合う。
そのシンプルで、けれど力強い覚悟を、
一枚の墨絵に込めました。
渦を巻きながら立ち上がる、行動という塊
画面の中心を占める、
力強く渦を巻きながら積み重なっていく墨の塊をご覧ください。
これは、迷いを振り切って動き出す、
「今日を生きる」という行為そのものです。
滑らかに整った形ではなく、
荒々しく重なり合いながら立ち上がっていくその姿は、
成すべきことに向き合うということが、
決してきれいごとではなく、
時に不格好で、力業を伴うものであることを表しています。
それでも、その塊は
下から上へと、確かに積み上がっていく。
行動とは、
完璧に整えてから始めるものではなく、
今あるままの自分で、
まず動き出すことから始まるのです。
その頂を静かに囲む、一つの輪
塊の頂点にかかる、
一つの大きな輪をご覧ください。
これは、行動を積み重ねた先に見えてくる、
一つの成就、一つの区切りを象徴しています。
輪は完全に閉じきってはおらず、
どこか開かれた余白を残しています。
これは、今日成し遂げたことが
そこで終わりではなく、
次の輪、次の一日へと、
静かにつながっていくことを示しています。
一日一日の積み重ねが、
やがて一つの輪となり、
その輪がまた次の輪へとつながっていく。
そうやって、人生という大きな軌跡が
少しずつ描かれていくのです。

今日を生き切ることが、明日を作る
明日のことを憂いても、
過去を悔やんでも、
今日という一日は戻ってきません。
この作品の、
渦を巻きながら力強く積み上がる墨の塊と、
その頂にかかる一つの輪のように、
今、目の前にあることに全力を尽くすとき、
私たちは初めて、
確かな一歩を積み重ねていくことができます。
今日成すべきことを、今日成す。
その積み重ねの先にしか、
望む明日は訪れません。
HIDEKI
作品仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 今日成すことを成せ(「タマシイの伝言」シリーズ) |
| アーティスト | HIDEKI(清龍) |
| 技法・素材 | 墨絵 原画(紙・墨) |
| 額サイズ | 約267mm × 354mm |
| 設置形態 | 壁掛け・直置き両用(背面スタンド付き) |
| 作品テーマ | 今この瞬間への集中、行動、積み重ね |
| 公式サイト | Essential Art公式 |




