【タマシイの伝言】過ちて改めざる、是を過ちと謂う

清龍/HIDEKIの墨絵 抽象画 過ちて改めざる、是を過ちと謂う タマシイの伝言
過ちて改めざる、是を過ちと謂う

新しく立ち上げたこの「タマシイの伝言」というカテゴリーでは、私たちがこの時代を生き、精神的に成長していくための道標となる「格言」を題材に、わたしが魂を込めて描き上げた抽象画・墨絵の世界をお届けしていきます。

単なる絵画の解説ではなく、作品を通じて私の魂が受け取ったメッセージを、言葉としても分かち合いたいと思っています。

記念すべき最初の作品は、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、孔子の『論語』にあるこの言葉です。

「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」 (あやまちてあらためざる、これをおやまちという)

失敗すること、間違えることが悪いのではない。本当の過ちとは、その間違いに気づきながらも、認めず、改めようとしないことである――。

この本質的な教えを、私は一枚の墨絵として表現しました。

墨の渦、そして一筋の「魂の線」

この作品を見たとき、あなたは何を感じるでしょうか。

画面の下部に、どっしりと、そして激しく渦巻く黒い塊があります。
これは、私たちの「心」であり「エゴ」、そして「過ち」そのものの象徴です。

私たちは人生の中で、何度も過ちを犯します。
そのとき、「認め痛みを引き受けること」を恐れ、
言い訳をしたり、自分を正当化したり、
あるいは見ない振りをしたりしてしまう。

格言に言う「改めざる」状態のとき、
私たちの心はこの黒い墨の渦のように、
重く、暗く、その場に停滞し、
エネルギーを濁らせてしまいます。

しかし、この作品の本当の物語は、その渦の先から始まります。

「私は間違っていた。ここから変わろう」

そう心に決め、過ちを素直に受け入れた瞬間、
魂の奥底から一筋の細い線が立ち上がります。
それは、しなやかで、けれど決して折れることのない、
私たちの「本質(タマシイ)」の線です。

過ちを超え、自由な光へと昇華する

魂の線は、重いエゴの渦を抜け出し、
上へ、上へと昇華していきます。
そして画面の上部に達したとき、
それはまるで鳥が羽ばたくように、
あるいは光の粒子が舞い踊るように、
自由な形へと解き放たれます。

この作品が伝えたかったのは、
「過ちは、決してあなたを汚すものではない」ということです。

過ちを認め、改めるというプロセスを通ることで、
かつてあなたを苦しめた重い渦のエネルギーは、
あなた自身の精神を磨き、
魂をより高い次元へと引き上げるための「最高の糧」へと変わるのです。

いわば、過ちを知る前よりも、
魂は美しく輝き、自由になれる。

これが、わたしが筆を通じて感じた、
この格言の真意です。

あなたの魂の、進化のシグナルとして

人は誰しも、同じ失敗を繰り返してしまうことがあります。
そんなとき、自分を責め立てて、
再び黒い渦の中に引きこもる必要はありません。

「あぁ、またやってしまったな」と気づけたなら、
それが再生のスタートラインです。
その過ちは、あなたが次のステージへ進むための「進化のシグナル」にすぎません。

もし今、あなたが何かの壁にぶつかっていたり、
過去の失敗に囚われているなら、
どうかこの作品の、上へと向かう白い余白と、
自由に舞う線のエネルギーを感じてみてください。

あなたの魂もまた、その過ちを超えて、
もっと自由に羽ばたくことができるはずです。

墨絵作品の詳細

清龍/HIDEKIの墨絵 抽象画 過ちて改めざる、是を過ちと謂う
過ちて改めざる、是を過ちと謂う

作品名:「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」(タマシイの伝言シリーズ)

アーティスト:清龍
※清龍の名は、墨絵で表現するとき、心を整え、精神を研ぎ澄ませ、刹那の間に生まれる作品を制作するときに使う名です。

技法:墨絵 / 抽象画

額サイズ: 約267mm × 354mm

設置方法: 壁掛け・直置き両用(背面にスタンドが付いております)

制作年:2025.11

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