『青不動』 我が姿、ここに在り 形、姿を変え 人の心の支えとなり 時空を超えて、今もここに在り 大日如来、八大龍王、不動明王 その姿は、どれも宇宙の真理を指し示し わたしたちの心の羅針盤 ヒカリの道標となる どんな暗闇にあっても ヒカリは確かにそこに在り 行く先を案内する
青不動|HIDEKI ヒーリングアート作品 データ
☆神性ヒーリングアート作品データ☆
タイトル | ヒカリへのガイド |
素材 | 紙にアクリル絵具他 |
原画サイズ | B1(728×1030mm) |
作成 | 2021年 |
作品属性 | 神性 |
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青不動について
この作品を描くきっかけとなったのは、天台宗 青蓮院門跡の「絹本着色 青不動明王二童子像」を拝見させていただいたことにあります。秘仏として、歴史的に大変重要な作品であり、御開帳自体稀で、永年に渡り、沢山の高僧と呼ばれる方々に、祈りを捧げられてきた貴重な作品とのことでした。不動明王の中で最も位の高いお不動様とされているのだそうです。
作品のタイトルにある青不動の青は、不動十九観という、お不動様のお姿の特徴が表された平安時代の様式、そこに現されている色から来ているものです。
青蓮院の青不動は、日本三大不動画の一つとして信仰も厚く、その歴史は平安時代から続きます。
(日本三大不動は、青蓮院の青不動・高野山の赤不動・三井寺の黄不動と言われます。)
青蓮院では、平成26年10月、京都東山山頂に大護摩堂「青龍殿」を建立し、青不動をお祀りする建物として訪れることができるようになりました。青蓮院は、明治まで門主は、ほぼ皇族、五摂家に限られていたそうです。
ここまで大切にされている作品が絵であるという事に感銘したのを今でも覚えています。立体の像でなく、絵なのです。
青不動、青龍、皇族、気になるワードが沢山です。今更ながら興味が尽きません。この作品は、前述した青不動に感銘を受けて生まれた作品です。青不動のタイトルは、恐縮しますが、ピタリとくるタイトルなのでそのままにしています。
実は、この作品となる前に描いた絵があり、描きなおしたほうが良いという感覚になり、描いた作品に上描きをしています。その工程は、いつになく楽しく、描き進めていたのを憶えています。以前描いた当時の私の画力では描きだせないものがあったのでしょう。
この作品を描き上げたときの感想は、よく見られるお不動様の怖いお姿とは違う、強さの中に壮大な優しさを感じることができました。そう感じられることが不思議で、お不動様について詳しく調べてみると、、、
大日如来様の化身であることを知ることとなり、妙に納得したのを憶えています。
大日如来という宇宙の中心の象徴。
お不動さんに向かってお祈りする、大日如来さまにお祈りすることは、宇宙の中心に向かってお祈りすることと同じなのですね。