『灌頂』
先へ進むか、否か
この世界に生まれ
その意味を求めるなら
先へ進むしかない
自身との対峙
それこそが、道を開く
☆原画作品 アクリル水彩画
☆作品サイズは、F4(332×242mm)
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原画販売済みでも作品によっては、再制作することも可能です。
灌頂 かんじょう
この作品を描き上げてから、タイトルは?と思ったとき、浮かんできたのがこの言葉、「灌頂 ーかんじょう」でした。
普段意識することのない言葉で、その意味もよく知りませんでしたが、言葉としてのエネルギーがしっくりときました。
「灌頂 ーかんじょう」を調べてみると、
灌頂とは、菩薩が仏になる時、その頭に諸仏が水を注ぎ、仏の位に達したことを証明すること。密教においては、頭頂に水を灌いで諸仏や曼荼羅と縁を結び、正しくは種々の戒律や資格を授けて正統な継承者とするための儀式のことをいう。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とありました。
灌頂には、目隠しをして曼荼羅の上に華を投げて、その華が落ちた所の仏と縁を結ぶ、結縁灌頂なるものもあるそうです。縁を繋ぐ方法ですね。
絵のエネルギーと言葉のエネルギーが近いものとしてタイトルをつけることがあるのですが、今回は、言葉の意味もよく知らずこの言葉が浮かんできて、タイトルとしました。見事にマッチしているように思います。
灌頂の意味が、正統な継承の儀式であり、縁を結ぶものとしての意味であるなら、この作品は、龍神様との縁を結ぶもの。と言えるのかもしれませんね。