あなたの目に映るものは、美しいですか?
こう聞かれて、「はい」と答える人は少ないでしょう。
目に映るものは、色や形を認識したうえで、
心で消化し、判断を下します。
その時その時で、真っ白な気持で判断を下せればいいのですが、
心に素直でないと過去の記憶・経験が、
目に映るものに価値を与えてしまいます。
人が一度認識し、判断を下したものに関しては、
次に同じようなものがあった時に、
容易に判断まで下してしまうことが通常です。
関連付けが一定の域を出なくなります。
自分の色眼鏡で物事を見てしまいます。
さまざまな物事に、特定のラベル付けをしてしまいます。
また、他人の話をそのまま思い込み、
見る前からラベルを付けてしまうこともあります。
こうなると目に映るものに対しての
大きな可能性を閉ざしてしまうことにつながってしまいます。
自分のラベルに当てはまらないものは、
ないもののとして認識してしまうこともあります。
目に映るものは、心の作用で美しくも醜くもなります。
目に映るものは、奇跡であるとどれだけの人が思えるでしょう?
ある人は、野山をあるけば、あちらこちらで目を引く存在があり、
引き止められてしまって、困ってしまうそうです。
ここまで行くと大変ですが、
わたし自身も、カタチとは奇跡と感じることができます。
どんなカタチにしても、カタチになることが奇跡です。
心に素直になった時、
物事の本当の美しさが目に映ります。
わたしたち、人は、見ることに重きを置いている存在です。
目に映るものの、本質の姿は、
素直な心なしでは見えません。
経験は重要ですが、その経験から何を受け取り、
何を次につなげるかが、さらに重要になります。
目に映るものは、心が良し悪しの判断をしていると覚えていてください。
素直な心は、美しい世界を見せてくれます。
新たな世界へ導いてくれます。
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