エッセンシャルアートとは

アートの語源的には、人による行為という意味合いがあります。
つまり、アートは、わたしたちの存在要素であり得るのです。

人が何かを表現をする場合、
言葉には言葉の、音楽には音楽の、絵画には絵画の
得意の表現エネルギー周波域というものがありますが、
人の表現はすべてアートとも言えるのです。

生きることそのもの、数式や科学も生活が全てアートなのです。
表現は、表に現すということです。

人は、何かを表現をせずにいられません。

わたしに関して言えば、直観を通して表現を続けていく中で、
作品として完成されたものには、いつも新たな発見をさせていただいています。

自意識の中でこのような方向で描こうというものはあっても、
必要なエネルギーをカタチにしていると観じているので、
最終的にはどのような仕上がりになるかは自分にも分からないのです。

わたしが直観で絵を描くときに大切にしていることは、
表現しようとするエネルギーの方向性です。

全存在への信頼と貢献という意志のもとに
個としての思い込みを極力排除した形で、
ある特定のエネルギーの周波域を多層的・複合的に表現しています。

これを絵のタイトルとして表わしていますが、
タイトルはあくまで表現されたカタチ(作品)の入口です。

あるエネルギーの周波域の表現は、
当然のことながら自らに同調域がなければ、届くことはかないませんし、
思い込みという自らのエネルギー理解を加えることで
別のものに変化をしてしまうのです。

つまり、表現しようとする側のエネルギーがどうあるかで
表される質は変わってきますので、
現し手の状態が純化を起こせば、
エネルギーの許容域が深く広く精妙になり、
表されるカタチにも同様の変化が起きてきます。

表現されたカタチの中には、
観る人によって様々な意味合いを観じ取ることができます。

観る人の内なる変化が起これば、
様々な理解を、感覚をさらなる深みにおいて示してくれます。

表現されたものの元にあるエネルギーの周波域が同じでも、
観る人によっては、その人のエネルギーの特色を反映して、
受け取るエネルギーの変化が起きてきます。

また、表現されたエネルギーにより、観る方のエネルギーが触発され、
新たな気づきへと導くこともあるのです。

そしてより精妙なエネルギー域の表現になればなるほどに
伝わる人の数は減りますが、
伝わる人には、よりその人の深いレベルにまでエネルギーの共振が及ぶようなのです。

エネルギーをカタチにすること。
わたしたち人間は、表現をせずにはおられず、
日々エネルギーをカタチにしていると思います。

宇宙は、世界は多種多様で多層的なエネルギーで満ちています。

表現するということは、宇宙との同化で在ろうとすることなのかもしれません。

人として全存在への信頼と貢献という方向での、
全ての本質に向かっての純然な表現がエッセンシャルアートといえるもので、
エッセンシャルアートの持つ役割は、
存在がカタチになる前の様々な本質的なエネルギー表現をすることである、
と考えています。